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2019.10.13最終確認 |
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【お断り】本ページにおけるの内容のうち、クロックアップの倍率変更に関する情報は、すでにリンク切れの以下のサイトの転載となります。 ■PowerBook G3 Series のチューンナップ http://web.archive.org/web/20040403215256/http://www.bekkoame.ne.jp/~t-imai/mainj2.html 詳細については上記サイトに直接アクセスください。 本ページ使用写真は当店のオリジナルのもので、作業に関するコメントは筆者による見解です。 原文ページを公開された方に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
なお同サイトWallstreet 記事中のバスクロック用設定チップの抵抗値は、CPUの動作倍率変更用と同じ1kΩです。 |
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1998年モデルは前期Wallstreet 3機種、後期PDQ 3機種があり、前期と後期ではロジックボード自体に互換性がなく、CPUドータカードにも互換性がありませんが、前後期それぞれに入手したCPUドータカードをクロック変更して使うことができます。 ドイツのMacパーツ販売店の商品解説に以下のような1998年モデルのスピード比較の記述があります。 Dieser Prozessor ist der gunstigste Ersatz fur eine kaputte G3/266 oder G3/300 Prozessorkarte. Hier die CPU Benchmarks aus Norton System Info 6.0.3 (mehr ist besser): G3/233 0K Cache - 459 Punkte (Wallstreett) G3/233 512K Cache - 637 Punkte (PDQ) G3/250 1M Cache - 683 Punkte (Wallstreett) G3/266 1M Cache - 718 Punkte (PDQ) G3/292 1M Cache - 815 Punkte (Wallstreett) G3/300 1M Cache - 830 Punkte (PDQ) (Punkte = point) Wallstreet で最大1.77倍、PDQで最大1.30倍のクロックアップによって、費用と追加部品なしで少しだけ高速化できます。 |
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1998年後期発売のPowerbook G3(PDQ、M4753ファミリー)の233(512K)、266、300MHの3機種は、CPUドーターカード自体は共通部品(=820-1019-A )で同じCPUを使っており、クロック設定チップ(1kΩの抵抗チップ=当店実測)の位置を変更することでクロック周波数を使い分けています。 820-1019-Aには、クロック周波数や製造時期の違いにより 661-2088,661-2089,661-2097,630-2793,630-2794,630-2811のパーツ番号が存在しますが、互換性があります。 ** 変更したいクロック周波数の「設定チップの組み合わせ」をまねて、抵抗チップの位置を左右にずらすだけで233MHzのドータカードも簡単に266MHzにも300MHzにもクロックアップ(CPU内部動作倍率の変更)することができます。
ドーターカード下面のR116-R119、およびR122-R125の設定を300MHzの設定と同じに変更します。 実物は1kΩの抵抗チップですが、0Ωつまりリード線の破片で代用してもOKです。(=ハンダブリッジでも可) |
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PDQ 300MHzドーターカード 630-2794 |
PDQ 266MHzドーターカード 630-2811 |
PDQ 233MHzドーターカード 630-2793 |
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左列のうちR125が短絡 |
左列のうちR122とR124が短絡 |
左列のうちR122が短絡 |
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300MHzドーターカード (●)R125 (×)R119 (×)R124 (●)R118 (×)R123 (●)R117 (×)R122 (●)R116 |
266MHzドーターカード (×)R125 (●)R119 (●)R124 (×)R118 (×)R123 (●)R117 (●)R122 (×)R116 |
233MHzドーターカード (×)R125 (●)R119 (×)R124 (●)R118 (×)R123 (●)R117 (●)R122 (×)R116 |
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【実例】 266MHzを300MHzに変更するには、変更不要(=共通)な上から3段目以外の抵抗チップ(●)を、最上段は左に、2段目と4段目は右にずらします。 |
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1998年前期発売のPowerbook G3(Wallstreet)では、CPUドーターカード自体は252、292MHzとも共通部品で、クロック設定チップ(PDQと同じ1kΩの抵抗チップと思われます)の位置を変更することで簡単にクロックアップ(CPU内部動作倍率の変更)できます。 クロック周波数や製造時期の違いにより 661-2021, 661-2035, 661-2036, 630-2645, 630-2695, 630-2696 のパーツ番号が存在します
ドーターカード下面のR116-R119、およびR122-R125の設定を292MHzの設定と同じに変更しますが、作業は抵抗チップの位置を左右にずらすだけなので作業はシンプルです。 抵抗チップでなくても、0Ωつまりリード線の破片で代用してもOKです。(=ハンダブリッジでも可)
写真はありませんが、PDQと同じ位置に8個分のポジションがありますが、PDQとは抵抗番号表示が異なっていますので要注意です。 抵抗チップ(●)の並びです。 |
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292MHzドーターカード (×)R120 (●)R118 (×)R119 (●)R117 (×)R115 (●)R113 (●)R114 (×)R112 |
250MHzドーターカード (×)R120 (●)R118 (●)R119 (×)R117 (●)R115 (×)R113 (●)R114 (×)R112 |
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