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特記なきはすべて新品商品
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2022.2.22 最終確認

Plus 内にHDDを内蔵可能にするキット

これまで外部ポートのみSCSI接続が可能だったPlusの機体内部に、HDDやSD-SCSI変換基板を取付けるための内蔵化キットです。

SCSI制御に関する必要条件(本ページ最下部で説明)を満たすことで、内蔵したSD-SCSI変換基板や内蔵HDDからのOS起動が可能になります。

注意:当商品はロジックボード上の40ピンのDIP(ムカデ足形状)のICをハンダゴてで取りはずせるスキルが必要です

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Plus SCSI内蔵化キット

キットの構成

 (1)新品5380用ICソケットから26pin変換基板までの合体モジュール(新品5380をふくむ)

 (2)26-50変換基板

 (3)ロジックボード用40ピンICソケット

 (4)外部ポートTermPower 用ダイオード

 

販売価格 12,000円

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左から

 (2)26-50変換基板

 (1)新品5380の合体モジュール

 (3)ロジックボード用40ピンICソケット

 (4)外部ポート用ダイオード

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商品の概要

ICソケット化 + 3枚の変換基板 = 50ピン内部SCSI用ソケット

SCSIコントローラーIC (NCR)5380から外部SCSIポート(D-Sub25)へ出ている信号を、5380の部分をいったんICソケット化して中継基板を3枚組み合わせることで、最終的に「標準的な50ピン内部SCSIポート」を実現させます。

新品で準備された5380を使用し、はずした5380は足にハンダが残っているため再利用せずI保管します。

 

HDDからのシステム起動を考えている場合は注意

内蔵化によって、機体内部でHDDなどのSCSI記憶ストレージを利用できますが、Plus で内部または外部ポートに接続されたSCSI機器からOS起動できるかどうかは別次元の問題です。

後述しますが、SCSIからの漢字Talk(System)の起動には、ロジックボードをunit attenntion に対応させる(ボードのROM対応の問題)か、unit attenntion に対応した記憶ストレージを使うかのいずれかが必須です。後述

対応していない環境では、本キットを適用しても、内蔵したデバイスからシステムを起動することは不可能です。

 

電源は別途準備が必要です

Plus 機内にACアダプタと直流電源ユニットの両方をそのまま格納してしまい、アナログ電源ボードとは別系統のAC100Vラインで記憶ストレージに電源供給します。

アナログ電源部の100V部分から付属の専用クリップケーブルでAC100Vを取り出し、ソケット化(延長コード化)します。

ここから、記憶ストレージへ電源供給する流れについては後述します。

5380をはずしてICソケット化

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【写真5380】ICソケットに載せる(1)内部の新品5380の部分

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右端の1列20ピンから左端26ピンヘッダーへの構造図

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ロジックボード面から50pinコネクタまでの階層は以下のとおりです。

  50pinケーブル

   ↑(上の写真)26pinレセプタクル-50pinヘッダー基板

   ↑(上の写真「Marushin」部分)20Pin x1列-26pin x2列ライトアングルヘッダー基板

   ↑ 新品5380(右上の【写真5380】)

   ↑ 5380用ICソケット基板(右上の【写真5380】)

   ↑ ロジック用丸ピンICソケット

  ロジックボード(5380用のピン穴) 

両側の基板製マウンタ(別売)は、その内側のインナープレートとセットでHDDを固定

中央はNo.6190のSD-SCSI変換基板の平置き用プレート(垂直スペーサー+ネジ各4個つき)です。(HDDマウンタにはふくまれていません)

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専用クリップで引き出すのでハンダ付け不要

120V用は両側のCR23とCR26の上側上の写真)

240V用は上下のCR22とCR25の右側

Plus のアナログ電源ボードには二種類あり、ダイオード番号が異なるので注意

交流100Vなので線に極性はなく、クリップピンに区別はありません

(別売)

HDDマウンタに固定できる12Vと5Vの直流電源ユニット

(入力)DC15V-20V 、DCジャック5.5/2.1

(出力)ATX-FDD電源用4ピンコネクタ

設計上は最大各3A出力ですが、供給側のACアダプタと放熱状況に依存します。

3.5”HDDを1ドライブ駆動する程度の範囲で使用します。

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アナログ電源ボードから直接延長ACソケット(別売)に100Vの取り出し

これにACアダプタを接続します。

キットにふくまれないもの

 (1)ACアダプタ(DC15V〜20Vで、DCプラグが2.1mmφ、センタープラスのもの)  後述参照

 (2)延長ACソケット(アナログ電源ボードのブリッジ回路のAC入力側から直接分岐延長)  後述参照

 (3)直流電源ユニット(入力+15〜19V;出力+12V、+5V)(別売 No.6140)  後述参照

 (4)記憶ストレージ(HDD、SD-SCSI変換基板など)

 (5)内部SCSI フラット50pinケーブル(別売)、ターミネータ

 (6)PCB製HDDマウンタ 左右2枚セット (M3 x 8mmネジ4個つき)(別売 No.6180)

 (7)3.5インチ用標準HDD固定ねじ (#6-32UNCねじ)(別売)

    付属のマウンタは、1インチ厚以内の3.5インチHDDを左右から固定できます。(HDDの底面にあるネジ穴は使えません)

重要:ロジックボードからICをはずす作業が必要

最初にロジックボード基板から5380(DIP40ピンIC)をはずして、ICソケット化する必要があります。

取りはずす基板上の5380を廃棄覚悟なら、ニッパーで40本の足を切ってはずしますが、再使用できるよう取りはずす作業はハンダゴて初心者には無理です。(ハンダ吸い取り線やスッポンを併用します)

本キットにはソケット挿し用の新品の5380が添付されており、はずした5380は本キットでは使わないのでそのまま保管してください。

(将来、本キットをロジックボードから除去する際には、はずした元の5380を「ソケット化したロジック上の5380ICソケット」に挿すだけで、元のノーマルなロジックボード状態に戻ります)

記憶ストレージ用の電源供給について

内部設置する記憶ストレージの消費電力に応じて、Plus の機内で十分な電力を確保する必要があります。

  *

ハードディスクの場合

記憶ストレージとしてハードディスクを内蔵される場合は、ACアダプタや直流電源ユニットの追加は必須で、おおむね「+12V、+5Vとも1A」は必要と思われます。(正確にはHDDの仕様書で確認ください。HDD回転開始時の起動電流が3A近くあるものもあります)

初期以外のHDDドライブのおもて面には、わりと電流値の記載がありますが、時代が経過するほど記載のないものが増え、変換基板などはそもそも仕様書への記載も、使うべきACアダプタのアンペア数の記載もありませんので、多めに準備するしかありません。

ACアダプタで供給する場合は、+12V/+5Vの2出力をもつACアダプタか、当店オリジナルの+12Vと+5Vの2つのACアダプタを合体させる変換アダプタ(出荷予定)で、それぞれ適切な電源4ピンコネクタにて供給します。

別売の当店オリジナルの直流電源ユニット(No.6140)とPlus/Classic専用HDDマウンタ(No.6180)を併用すれば、HDDマウンタの側面に直流電源ユニットを固定してスマートに配線できます。

  *

SCSI変換基板の場合

一方、SDやCFをSCSIに変換する基板では、直接+5Vで受けるもの、+12Vで受けて+5Vに内部変換して使うものなどがありますが、おおむね1A前後で動作しているものと考えられます。

SDやCFをSCSIに変換するBlueSCSI、AztecMonster、SCSI2SDなど基板の電源入力端子への電源供給は、ロジックボード上のアルミ電解コンデンサの+端子から取り出す方法、あるいはフロッピードライブのコネクタ周りにも+12V、+5Vがあるので、そのあたりから+12Vまたは+5Vを引き出してくる方法も考えられますが、当店では検証しておりません。

また、これらの変換基板は別途電源を準備しなくても、その消費電力をSCSIケーブル内のTermPower端子(内蔵の場合は26ピン/外部の場合は25ピン)からの電力でまかなえるので、SCSIケーブルでつなぐだけ(電源不要)との記述もみられますが、こちらも検証しておりません。

ACアダプタで供給する場合は、SCSI変換基板では4ピンの電源端子がついていても、実際には+5Vのほうしか使われていないと考えられ、この場合は別売の延長ACソケットに市販の5V用ACアダプタを接続します。(基板に合わせて先端の電源コネクタ処理が必要ですが)

  * * 

当店のオリジナル商品群では基本的な考え方は以下のとおりです。

 (1)ACアダプタ

    市販品ではDC15V 1.6A以上のもの。ノートPC用の流用では+19V3.2Aなど基本的にはワット数で45W程度のもの。

    ただし、SCSI記憶ストレージが+12V電源を使用しないタイプの場合は、+5V供給用としてDC7V以上のACアダプタでも可です。

    当店のオリジナル商品のDCプラグ/ジャック部分は、外径5.5/内径2.1mmで作られています。内径が合わない場合は市販の2.1変換プラグを併用く

    ださい。

 

 (2)別売・直流電源ユニット(入力+15〜20V;出力+12V3A、+5V 3A)

    個々の電圧レギュレータICは、最大30V入力が可能ですが、使用しているコンデンサの耐圧が25Vまでなので、無負荷電圧などを考慮して+16Vまた

    は+15VのACアダプタを中心に上限+20VまでのACアダプタの使用を推奨します。

      また電圧レギュレータICは+12V、+5V、個々に最大3Aまで取り出せることになっていますが、ACアダプタの供給ワット数以上には出力できま

    せんので、(+15V 3AのACアダプタの場合)同時に各3Aを出力することはできませんが、HDD(古い電力喰いのものでも12V1A +5V1A=17W程度)

    を1個駆動するだけなら問題ないと考えます。

 

Plus の場合は内部冷却ファンもありませんので、適切な容量のACアダプタを使用ください。

(*)Plus 本体からOS起動するための条件

本キットにより内部SCSIポートとして使えるようになりますが、内部、外部ポートとも、接続されたHDDから漢字Talkを起動するにはこちらに記載の3つの条件を満たすことが必要です。

本キットの導入に当たっては、

  (1)すでに外付けドライブとしてシステム起動できているHDDを内蔵用に使う

  (2)これから内蔵用HDDを調達する場合は「Disable Unit Attention」設定が可能なドライブを選択

のいずれかが必要です。

(2)で新規に入手した場合、そもそもHDDを動作させるための全体のジャンパー設定を正しく行う必要があります。

ジャンパー設定方法がわからなかったり、「Disable Unit Attention」設定がなく、使えるかどうかわからない場合は送付いただければ対応いたします。

 

ご相談いただくのがベストです。(問合せに関する注意書きを読んでこちらへメール

 

市販のSD-SCSI変換基板から漢字Talkを起動する場合は、それぞれの説明書にしたがってください。(基板の設定が必要なことがあります)

ロジックボードのTermPower 対応化について

SCSIインタフェースをもつMacintoshでは、TermPower端子(内蔵の場合は26ピン/外部の場合は25ピン)に+5V電源が接続されています。

この電力をもとにパッシブターミネータ(SCSI初期の抵抗だけで構成されたターミネータ)がターミネーションを行うことで、デージーチェンが正確に確立してSCSI機器が動作します。

ところが外部ポートだけをもつPlus だけは、ロジックボード内でこの外部ポート25ピンに+5V電源が接続されていないため、BlueSCSI、AztecMonster、SCSI2SDなどSCSI変換基板を外付けで使いたい場合に、ほかの機種ではSCSIケーブルでつなぐだけで電源端子への電力供給が不要な場合であっても、Plusでは肝心のTermPowerが存在しません。

本キットでは、SCSI変換基板を(TermPower用の)外部電源なしでも使えるよう、ロジックボード内の+5V電源を外部ポート25ピンにつなぐためのダイオードを添付しています。

もともとPlusにはこのダイオードを取付ける場所とハンダ付け用の穴(SCSIコネクタ内側の「CR1」)が準備されていますが、販売されたPlus にはダイオードが取付けられていません。理由は不明ですが、外部ポート用にTermPower出力部分をもつロジックボードを準備したものの、Plus では外部ポートしか持たないのに、外部ポートに接続するSCSI機器自身はそれぞれがSCSIバスにTermPowerを自ら供給できるのだから、用をなさないということでダイオードは装着しなかったというところだと考えられます。

したがって、設計段階で準備してあったCR1の箇所にダイオードを取付けることには支障はないようです。(ネット上の事例による)

当店では検証事例が少ないため責任は持てませんが、ネット上の事例を参考に、SCSI変換基板を外付けしたい方は自己責任で取付けてください。

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