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2022.11.23 最終確認 |
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左側が交換前の MPC7410 チップ(表と裏) |
G4チップ(MPC7410)に交換後の写真 (左側はもとのG3チップ) |
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Pismo CPUドータカード(G3 /400MHz、G3 /500MHz)を G4/500MHz にアップグレード 2018.5より受付け再開します → 注文はヤフオクのサイトから
OSX 10.4.11上でネットや iWork '09 、iLife'06などをそこそこの感じ(下記参考サイト記事を参照)で使えるようになりますが、どちらかといえば単独起動のOS9を快適に、そして「Pismo を少しでも長く使い続けたい」という方のためにご用意した交換サービスです。
サービスの概要 本サービスはCPUドータカードのG3チップ(PPC750)の部分を G4/500MHz (モトローラ社MPC7410) にのせかえる「現物あずかりの交換サービス」であり、G4カード単品の販売ではありません。 これまでの国内外のPismoのアップグレードには、G4/550MHzやG3/900MHzといった高熱量でロジックボード上の他の部品に大きな物理的負担をかけるものが多く見受けられましたが、本サービスではそうしたチューンアップ至上主義ではなく、OS9あるいは最終対応のOSX 10.4.11 の環境下で、ハードウェア的にも無理なく、かつ、ある程度快適に長く使い続けられるよう最小限のG4化にとどめてあります。 参考サイト ■ G4アップグレードの仕組み DIY Powerbook G3 (Pismo) G4 Upgrade G3・G4比較ほか http://eshop.macsales.com/Reviews/Framework.cfm?page=/Benchmarks/nupowrreview.html https://web.archive.org/web/20030615132607/https://www.medicalmac.com/mac73.html https://web.archive.org/web/20040204215500/https://www.medicalmac.com/mac85.html
■ 各社 Pismo G4・G3アップグレード一覧 https://everymac.com/upgrade_cards/by_system/powerbook_g3.html
Wegenermedia社G4アップグレード $199.99(終了) https://blog.goo.ne.jp/hiroyuki_ohtani/e/b2bc2e2bb4b8f529dbbe0787b105d6af https://web.archive.org/web/20101118004850/http://www.wegenermedia.com:80/indexa.html https://web.archive.org/web/20101110211027/http://www.wegenermedia.com:80/pg4550.htm
FastMac社G4アップグレード $239.95(終了) http://blog.livedoor.jp/gm0079/archives/50377539.html https://web.archive.org/web/20080908114142/http://fastmac.com/pismo.php
NewerTech社G4アップグレード $279.99(終了) https://www.newertech.com/products/g4proc_pismo.php
対象機種 Powerbook G3 400MHz および 500MHz (Pismo、FireWire)のみ (1999年モデルのLombard 400MHzは不可)
上記の2モデルで、かつ現在正常に動作しているCPUドータカードであることが必須条件です。 特にApple システムプロフィールでバックサイドL2キャッシュが「1MB」であることを確認してください。 もし、L2キャッシュが「未インストール」になっていたり、現在Pismo が起動できない場合は事前にご相談ください。 |
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上 OSX10.4 のシステム環境設定「Processor」で「PowerPC7410 500MHz」で認識 左 OS9.2.1 のシステムプロフィールで「PowerPC G4 500MHz」で認識 |
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アップグレード費用 (新料金) Pismo G4 アップグレードサービスは以下の3つのパートから構成されます。 (1)G4 アップグレード ( PPC750 → MPC7410 交換) 24,800円(税込み、往復送料別) (2)CPUクロックアップ ( 400MHz → 500MHz) 2,000円(税込み、同時受注のみ) G3・400MHz機で500MHzを希望する場合のみで、G3・500MHz機では不要。自分でやる場合の解説はこちら。 (3)ファームウェアアップデート ( → 4.1.8) 2,000円(税込み、同時受注のみ) 従来はクロックアップと合わせて、無償作業としておりましたが、オプションで対応させていただきます。
他社G4カードでは4.1.8へのバージョンアップを指定していますが、現行のままでも動作は可能です。 4.1.8にバージョンアップした場合のメモリ動作についての情報がAppleより以下のように発表されています。
「4.1.7/4.1.8 へアップデートすると、規格外の他社製メモリを使用できないことがあります」 http://support.apple.com/kb/TA26424?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP 4.1.8 へアップデートは以下のサイトからダウンロードし、OS9上で実行します。 |
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交換の流れ お預かりしてから発送するまで7日〜14日程度です。当店で作業前の動作確認をしてから提携先企業にてBGAリワーク作業を実施します。 当店にて最終動作確認してもとのG3チップとともにお返しします。 仕事でPismoを使っていて1日たりと預けることができない場合はご相談ください、対応します。
注意事項 (1)納品後1週間以内に装着確認していただき、初期不良につきましては対応させていただきます。 (2)CPUドータカードの取り外し、再装着に関しては自己責任でお願いします。 (3)CPUグリスに関しては塗布は基本的に不要ですが、塗布する場合には塗りすぎに注意してください。 (4)MPC7410はPowerPC750のG3チップとピンコンパチブルですが、内部動作は異なりますのでG3チップ搭載のPismoの場合と100%同じ動作を保証 するものではありません。 (5)再装着後は特に調整やドライバ類のインストール作業はありませんが、10.4「OSXインストールディスク」-「Xcode Tools」-「Packages」にある CHUD.pkg(4.0.0a7)をインストールすれば、システム環境設定パネルの「Processor」により、G4動作をより確実にできます。 CHUD.pkgの最終4.6.2の場合はダウンロード&インストール後、「Developer」-「Extras」-「Preference Panes」内のProcessor.prefpaneをダ ブルクリックすればシステム環境設定パネルに白い「Processor」アイコンが追加されます。
保証に関して SE/30などのコンパクトMacのように「ユーザーに中身をさわらせない構造」なら当店で作業したうえで動作保証できますが、PowerbookG3は自分でユニット交換や詳細なクロックアップ可能ですので、こうしたご自身の作業内容に依存する部分と、「CPU以外の部品の経年劣化によるCPUドータカードの不具合」「高速になったぶんメモリとの相性が出る可能性」「下段スロットのメモリがロングタイプだとCPU周辺の温度が上がりやすい」などの要因により、個々のケースで動作保証することは現実的でないと考えております。 当店としましては、これまでのPRAM電池販売と同様に「できるかぎり誠実に対応します」としかお答えできません。 (1)メールでのアドバイス (2)G4カードの交換 (3)トラブルが解決できない場合のみG3カードに戻して返金 の3種類で対応しますが状況によってはお断りする場合もございます。 もともと500MHzカードでご注文を受けた場合でもG3カードでの返却の場合は400MHzカード1種類のみとなります。これらあらかじめご了承ください。 |
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CPUの単品販売について CPUの単品販売 4,800円(消費税込み) →注文はヤフオクのサイトから いますぐではなく、将来 CPUをアップグレードできるようCPUチップだけを確保しておきたい方のために単品販売をしております。 BGAチップですので、それなりの専用の装置がないと装着できません。交換の際はBGAリワーク業者にご依頼ください。個人も対象に「1個」でも交換してくれるところで、「新品に取り替え交換、360ピン、ボール径0.89mm、共晶ハンダタイプ」と条件提示すれば見積もりが返ってきます。 参考動画(リボールとリワーク) Upgrading an Apple PowerBook G3 Pismo to a PowerPC G4 CPU https://www.youtube.com/watch?v=dVY8usdyCmY こうした作業を専業の会社に依頼してください。 |
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